自己啓発の世界的ベストセラー「7つの習慣」。書籍は分厚く、最後まで読める自信がなかったので、まんが版を読んだ。いいことが書いてあったので、忘れぬようまとめておく。
物事が上手く行かない時は、見方を変えれば、解決の糸口を見つけることができる。7つの習慣の内、1〜3は自分のこと。4〜6は相手とのこと。7は、1〜6を持続させる習慣とのこと。
第1の習慣「主体的である」
自分の人生は、自分のもの。人に言われたからと、主体性なく動いていると不幸になる。ただ、自分ができること(影響の輪)をちゃんと意識する。自分の力ではどうしょうもないことを心配しても意味がない。
第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」
何かを始める際には、ゴールを意識する。闇雲にはじめると、途中で迷子になる。ゴールがあっても迷うときはある。その時のために、自分の中でブレない「価値観(ミッションステートメント)」を決めておく。
第3の習慣「最優先事項を優先する」
今何をやるべきかは、重要度と緊急度の二軸で決める。人は「急ぎの物事」だけを見がち。急ぎじゃないけど重要なことが、実は大切。場合によっては、「人に任せる」という選択肢をとる。
第4の習慣「Win-Winを考える」
人生は勝ち負けじゃない。工夫次第で、相手も自分も勝者になれる。それが難しい場合は、取引しないという選択肢が理想。また、やりとりは一度きりではない。相手からの信頼を口座に貯める「信頼残高」という考え方も、意識する。
第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」
相手と心を通わせるには、話を聴くこと。そのとき、「事実」ではなく「気持ち」を考える。自分の経験に当てはめて、無理矢理答えを出そうとしない。「正しさ」では、人の心は変わらない。まず、「共感による傾聴」が必要となる。
第6の習慣「シナジーを創り出す」
異なる2つを合わせれば、より良い「第三の案」を作りだせる。その際は、相手との「違い」を理解し、相互に信頼できるコミュニケーションが必要。相手を立てる「尊敬」では上手くいかない。失敗すると、妥協の産物ができあがる。
第7の習慣「刃を研ぐ」
4つの側面を意識して、日々精進する。1、運動をして、健康でいる。2、良い物に触れて、気持ちを整える。3、学び、知識を蓄え、知性を磨く。4、仕事や地域との関わりを持つ。自分を高め、相手との関わりを向上するため、基本となる習慣。
習慣化できたら、すごい人になれそうだ。